【知育玩具】子どもが飽きない・長く使えるおもちゃ選びのコツ  

おもちゃ選び

せっかく買ったおもちゃなのに、遊んでくれたのは数日だけ…。

お子さんのために一生懸命選んで買ったのに、あまり興味を持ってくれなかったり、すぐ飽きてしまって、悲しい思いをしたことのあるママやパパも少なくないのでは?

そんなママやパパへ。

せっかく選ぶなら少しでも長く遊んでもらいたい!

を叶えるためのコツを今回はご紹介していきます。

買ったおもちゃすぐ飽きる…その理由は?

お子さんが手に取ったおもちゃ、すぐ飽きてしまうのは、発達段階上、いたしかたないことではあるんです…。

好奇心の塊だから

なぜならお子さんは、好奇心の塊です。

これから生きていくために必要な、たくさんの情報…、例えば手や身体の使い方、物の扱い方、言葉を話すこと、周りの環境との繋がり方、人間関係の作り方、などなどを仕入れなければいけない大切な時期なので、好奇心でいっぱいになるように作られているのです。

なので、一つのものでじっくり遊び続けてていいわけないのです…^^:

大人にしてみれば、飽きっぽくみえるかもしれませんが、学ぶべきことがありすぎて遊んでいるように見えて実は大忙しなのです。

集中力の持続時間が短い

集中時間が短い…というのも理由の一つかもしれません。 

集中時間の目安は「年齢+1分」程度です。

例えば1歳なら「1+1」で2分という具合で目安にしてみてください。

その集中時間の短さの中で、新しいことを習得しようとしているので、大変です。

なのでちょこちょこ違う遊びをしながらまた戻ってくる…という遊び方をします。

飽きっぽいのではなくて、発達段階上、しかたがないのです。

こんな見方をしてみると、お子さんの飽きっぽさ、けな気に見えてきませんか?

飽きないおもちゃを選ぶコツ・年齢ごとの特徴を理解する

年齢によって、お子さんの習得したい課題というものがあります。

その習得したいと課題と、おもちゃの要素が一致するものが、「集中して取り組める」「繰り返し楽しめる」おもちゃになれるのです。

それでは各年齢の課題や配慮したいところをご紹介していきますね。

0〜1歳の赤ちゃんの特徴からおもちゃを選ぶ

五感を刺激(音・色・触感)できるもの

この時期の赤ちゃんは、とにかくお口で感触を確かめます。

様々な触感、音、鮮やかな色彩があるものと接して、さまざまな感触を確かめて五感を発達させていくのです。

なので、そのような五感を刺激するおもちゃを好みます。

安全性と耐久性

とにかくお口に運んで、舐めて確かめます。

そしてブンブン振り回したり、落としたり、力ずくで引っ張るなど…力加減も容赦ないです。

お子さんは決して投げたいわけでもないのに、おもちゃが飛んでくるなんてこともよくありますね^^:

なので、安全性と耐久性は大人が配慮してあげたい点です。

発達を促す仕掛け

「手」全体で掴む動作から、「指先」を使えるようになっていきます。

なので、押す・つまむ・振るなど様々な手指の動作を促す仕掛けがあると、新しい動作を獲得する喜びから長く遊べます。

2〜3歳の幼児の特徴からおもちゃを選ぶ

手先の器用さを育てる知育玩具

2歳を過ぎると更に手先が器用になってきます。

そして向きを変えることや道具を使って物を扱うなど、様々な工夫ができるようになります。

紐通しやパズル遊びなど、手先を使って達成感を味わえる遊びを好むようになってきます。

想像力を育む遊び

想像力が発達してきます。

想像力は大人になっても、物事を多角的に捉え、現実にはない物事を想像することができる大切な能力です。

発想力、共感力、問題解決力、柔軟な思考などにも繋がると思うと想像力を育む遊びの重要性が伺えます。

自由な発想で多様な遊び方ができるシンプルなおもちゃが力を発揮しそうです。

ごっこ遊びを促すアイテム

ごっこ遊びはまさに想像力を発揮しなければ成立しない遊び。

この時期のお子さんは想像力を膨らませて様々なものを創作できるようになってきます。

キッチンセットや乗り物など、日常生活や憧れの役に成り切って遊びに没頭できるアイテムで長時間楽しんで遊べます。

4〜5歳の子どもの特徴からおもちゃを選ぶ

創造性と問題解決能力を養う玩具

この年齢のお子さんは、表現力や空間認識能力を伸ばしたいですね。

5歳頃になると、論理的思考力も発達してくるので、この先の土台を作る上でも大きなチャンスになります。

パズルや迷路などの遊びを通して思考力を育むのが効果的です。

また、「なぜ?」「どうして?」と考える力が急速に発達する時期です。

論理的思考や問題解決能力を育む知育玩具は、好奇心を刺激するので「考える力」の基礎を育むので集中して遊べそうですね。

兄弟・姉妹で共有できる拡張性

4歳以降になると、自分以外の誰かを意識するようになってきます。

自分と誰かを比べるということができるようになってくるのです。

なので、友達、兄弟との遊びの中で、協調性や思考力を高めていきます

そのため、ルールのあるゲームや組み立て式で拡張パーツのあるおもちゃで、誰かと一緒に協力しながら何かをするということが楽しくなってきます。

おもちゃ選び失敗しないために…

多くの大人は、おもちゃを単なる娯楽ツールとして捉えがちですが、お子さんにとっては、成長を支える重要な学びのツールなのです。

おもちゃを、学びのツールとして捉え、お子さんの発達を促してくれるアイテムと思えば、長く愛用するおもちゃを選ぶことは、とても賢明なことと言えますよね?

お子さんの「今」の興味や発達段階に合わせたおもちゃでありつつ、成長とともに遊び方が変化するおもちゃは、長期間活用できて効果的です。

例えばブロックで考えてみましょう。

  • お子さんは「今」何をしたがってる? 
  • お子さんの成長に合わせて遊び方を変えられる?
  • 誰かと一緒に遊んだり、おもちゃを組み合わせて遊べる? 

小さいお子さんだったら、指先を使いたい

→ブロックとブロックとをカチッと合わせたい!

想像力を使いたい

→動物園を作ってみよう!大きなお城を作ろう!

誰かと一緒に遊びたい

→一緒にどんどん高く重ねたい/一緒に街を作って喜びを分かち合いたい

だんだん大きくになるにつれて、作れるもの表現できるものも複雑に巧妙になってきます。

同じ「家」を作ってみようとか、「動物園」を作ろうといっても年齢によってイメージしたものを作り上げる力は違います。

同じ「ブロック」という遊びですが、取り組む課題、表現方法、協調する力などどんどん変化していくのです。

そういう変化が得意なのがブロックのような遊びです。

「ママごと」遊びの道具なども、年齢によってその遊びの複雑さ、設定の細かさは変わっていきますね。

まとめ 

お子さんが飽きない・長く使えるおもちゃ選びのポイントとなるのは、

  • お子さんの「今」の課題は何?その各年齢の課題をクリアできる
  • お子さんの成長に合わせて遊び方が変えられる
  • 誰かと一緒に遊んだり、他のおもちゃと組み合わせて遊びを広げられる 

この辺の条件が満たせるおもちゃは、息の長い遊びが展開されやすいです。

お子さんたちの想像力はとても素晴らしいもの。

家にあるおもちゃをうまいこと組み合わせて、自分好みにカスタマイズできる天才です。

一見遊ばなくなったと思った玩具も、意外に再び遊びのアイテムに加わることもあります。

なので、たまに棚のおもちゃの数を調整したり、時にはローテーションする工夫も効果的です。

またデザインも意外にシンプルなものの方がいろんなものに見立てやすいので、幅広く使えたりします。

親子で一緒に遊ぶことで、ママパパの影響がお子さんの刺激になって、豊かなアイデア力を開花させたりするかもしれませんね。

おもちゃ遊びはただの暇つぶしなんて思ったらもったいない。

お子さんの豊かな創造力と集中力を育む助けとなるのがおもちゃです。

ぜひぜひお子さんの新たな発見・才能を引き出すおもちゃ探し、楽しんでみてくださいね♪

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