
2歳ごろになると、「自分で!」という意識が強くなり、ママやパパにとってはちょっと構えてしまう、イヤイヤ期と呼ばれる時期になりますね。
イヤイヤ期はステップアップの時期♪ということで、少しでもお助けアイテムとなる知育玩具、選ぶ時のポイントやおすすめをご紹介していきますね。
ステップアップ⁉︎と思ったかもしれませんが、身体の動きがしっかりしてきたり、お話も上手になってくるなど、赤ちゃんから大きく幼児へと大きくステップアップする、すごい時期なんです。
成長に合った知育玩具を選ぶ
選ぶ時のポイントは、お子さんが今何をしたがっているのか?
をよく見てあげることです。
どんな点を見て、どんな遊び・知育玩具がいいのかお伝えしますね。
身体の発達
身体の発達が目まぐるしく成長する時期です。
それに合わせてできること、やりたいことが違ってきます。
全身のバランスも上手に取れるようになってきますし、手や指も柔らかく自由に動いて使えるようになってきます。
一歳の時にはできなかったことがたくさんできるようになりますが、思いとは裏腹に、上手にできなくて、悔しくてパニックになったりします。
これがイヤイヤを引き起こす引き金になったりします。
全身を使ってできることあれこれ
- 走れるようになってくる
- 階段の登り降りを一人でする
- 片手で上からボールを投げる
- 跳んだり跳ねたりする
- リズムに合わせて身体を動かす
- 横向きにゴロゴロ転がる
- 細いところも歩けるように
- 走れるようになってくる
- 階段の登り降りを一人でする
- 片手で上からボールを投げる
- 跳んだり跳ねたりする
- リズムに合わせて身体を動かす
- 横向きにゴロゴロ転がる
- 細いところも歩けるように
手指を使ってできることあれこれ
- 3本指でつまめるようになってくる
- 指先にも力を入れられるようになる
- 両手の指を同時に使えるようにも
- 手首がやわらかく動く
- ねじる動きができる
- 手のひらでまるめる
こんな遊びが楽しめます!
- 紐通し
- 粘土遊び
- シール貼り
- ねじる動きのおもちゃ
- 鍵の開け閉め
- ピンセットやトングを使ってはさむ遊び
- 線の上を歩く、少し高さのあるところを歩く
- 簡単なパズル、はめ込むようなもの

自分が動けるようになってきた身体を、十分に使ってできることを試したいんです。
何度も繰り返して自分のものにしたいのです。
お子さんたちは向上心の塊です!
情緒・社会面での発達
日常生活でできることもたくさん増えてきます。
これは心が成長したり、大人に憧れてやってみたいことが増えてきた証拠!
だけど、成長途中のお子さんには、やりたい気持ちはあるのにできないことがたくさんあってなんとも悲しいことになっているわけです。
その辺りを見てあげると、ただわがままでイヤイヤしているわけではないんだなって思えることもありますよ。
日常生活で、できるようになることあれこれ
- 服を自分で脱ぐ、ズボンをあげようとする
- くつを自分ではこうとする、履ける
- 手のひらを石鹸で洗う、流す
- ママパパから離れて行動する
- 家のお手伝いをする
*とにかく「自分で!」やりたがります。
完璧にやらせたい大人と、不完全でも自分でやりたいお子さんとの葛藤が起こりやすい場面でもありますね。
この時期の特徴あれこれ
・いつも同じ、順番、流れにこだわりを見せます
モンテッソーリで言うところの秩序を学ぶ時期なのだそうです。
・言った通りにやります
大人はかいつまんだりできますが、この時期のお子さんは省略は嫌いです。
やりたがること・やりたがる遊び
- お手伝い(玉ねぎの皮剥きとか卵をかき混ぜるとか大喜び)
- おままごと(エプロンとかフライパンとヘラなんかあったら気持ちが上がる♪)
- 簡単なお店屋さんごっこ
- 乗り物の運転手さんごっこ
- 大人がやってることの真似

知性の発達
大人が思っている以上に言葉や状況を理解していたり、物を比べたり、知性の発達を実感できると思います。
- 語彙力がぐんと増えてきます
- 短いながらに文章でお話ができる
- 昨日のことを表現しようとしたり、未来のことも話そうとしたりする
- 大きい小さい、長い短い、色などの比較ができるようになる
2歳のお子さんと関わるポイント
とにかく「自分で!」を大事にしてあげることですね。
とはいえ、やりたいけどできないことが多かったり、大人のようにスムーズにはできないのが難しところ。
なので、日常生活でも遊びでも、時間をかけて取り組ませられるように、なるべくゆとりを持てるように大人ができることは工夫してあげましょう。
できないと手を出してしまいそうになりますが、「自分で!」を叶えてあげるためにも、そこは見守ってあげましょう。
手伝うにしても、できないところだけ、とか、気が付かれないようにさりげなく、がポイントです。
先回りは禁物です!
良かれと思ってやってあげたことが、イヤイヤを発動することにもなりかねません。
2歳のお子さんでもやりやすいもの、大きさのもの、ゆとりのあるもの、を準備してあげるのもポイントです。

まとめ
なんでも「自分で!」と言い張って、なかなか大人にとっては手強い時期ではありますが、ちょっと難しそうでも挑戦してクリアしたいのです。
達成感を味わいたいのです。
大人のようになんでもできるようになりたいのです。
お子さんにとっては、日常生活も遊びも関係なく、全てが成長するために大事なことだらけ。
そんな大事な成長期のお子さんたちと、そこに携わって頑張るママパパを心から応援しています!
今日も素敵な1日になりますように♪
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